男性が避妊手術であるパイプカットを受けた後なのに妊娠したという事例をネット上で報告みたいなことをしている人もいる。

でもよく見ていくと、「当たり前」と思うような事例も混ざっている。

パイプカットを10年以上医療現場で見てきた中で、1度も妊娠したということを報告してもらったことはない。

アフターケアという手術後の認識の甘さや知識がなかったということだけを理由に妊娠したから責任を!みたいな行動をとってほしくないという思いから今回の内容をご紹介していきたい。

パイプカット後妊娠した人の典型例

精管結紮術を受けていてもいきなりその日に即日避妊不要の身体になったわけではない。

自分の体の中にある精子をすべて出し切ることをしてもらわないといくら精子が新しく送り出されないからといって勝手に消滅するわけでもない。

そして、体の中に精子があるのかないのかは必ず検査を受けてこそ証明されていく。

たったこれだけのことを意識していないのとしているのとで大きく差が出てします現実がある。

妊娠したの前に確認した?

今の自分で本当に避妊の必要が無いのか?

治療後に気持ちの中でどこかで迷いがあった時期があるはず。

でもその時の行動にも大きな差がある。

妊娠をさせる心配をしない人は、事前に治療を受けたクリニックに相談をしてくれる。

☞当然ながら、検査前には必ず避妊を義務付けるように伝えることが出来る。

☞検査の結果が出るまでは気が抜けないという慎重な管理体制を再度お願いすることもある。

一方で、妊娠したと言っている人はどうでしょうか?

一切何も確認をすることもない。

こういうことだろう!

多分大丈夫。

自分は知らないんだから仕方ない。

このように、勝手に自分の中で結論を出してそのまま行動に移した先の結末が自分の望んでいないことだったとネット上で拡散をしている。

こんな結末を見て、これから夫婦の話し合いをしっかり済ませている人が見て、不安に感じるのは本当にもったいないことだと思います。

精管結紮術は、今の家庭を安定させたいと真剣に悩む夫婦も受けている治療の1つ。

母体の問題を抱えて、夫が協力的に手術を検討するご家庭もあると思います。

このような事情があるからこそ、変に失敗とか避妊の確率なんて言葉を意識してほしくないと思ってしまう。

私は2年経過した状態でも一度も妻の妊娠の予兆みたいなことを感じたことはありません。

安全を確認する事が最優先。

手術後のケア以上に認識として大切にしてみてください。